國務院臺灣事務弁公室の楊毅報道官は13日の定例會見で、いわゆる臺灣向けミサイルの撤去を大陸に求めた馬英九氏の談話について「われわれは両岸が適切な時期に適切な方法で、両岸の軍事配備を含む軍事問題について接觸?交流し、両岸の軍事安全相互信頼システムの構築を検討することで、臺灣海峽情勢の安定や軍事?安全保障上の懸念の軽減に寄與すべきだと主張している」と表明した。
両岸は事実上「互いに否定しないべきだ」との馬氏の発言については「世界には1つの中國しかない。大陸と臺灣は共に1つの中國に屬し、中國の主権と領土の分割は許されない。両岸はなお統一されていないが、大陸と臺灣が共に1つの中國に屬するという事実が変わったことはない。両岸雙方は現在の得難い良好な両岸関係を大切にし、引き続き『相互信頼の構築』『係爭の棚上げ』『小異を殘し大同につく』『ウィンウィンを共に築く』精神に基づき、複雑?敏感な問題や政治的溝を適切に処理し、相互信頼を一層深め、両岸関係の平和発展に新局面を切り開き続け、両岸の人々と中華民族に幸福をもたらすべきだ」と指摘した。
「人民網日本語版」2010年10月14日