第21回北東アジア協(xié)力対話（NEACD）が18、19の両日に韓國のソウルで開催される。中國、米國、ロシア、日本、韓國の6カ國協(xié)議擔(dān)當(dāng)者が出席し、朝鮮半島情勢や6カ國協(xié)議の再開について意見交換する。

今回の會議は米カリフォルニア州立大學(xué)グローバル紛爭研究所と韓國の外交安保研究院が共催。閉會後には會議の成果を詳しく説明するため、主催者側(cè)による記者會見も予定されている。

今回の會議が6カ國協(xié)議の再開促進(jìn)にどのような影響を與えるかはまだわからない。韓國聯(lián)合ニュースは18日、これら5カ國は今回の會議を契機(jī)に6カ國協(xié)議の再開について話し合う可能性が高いと指摘した。だが韓國と米國は韓朝関係改善を優(yōu)先させる立場を堅(jiān)持し、6カ國協(xié)議再開には一定の時(shí)間が必要との認(rèn)識で一致するものと見られる。特に「天安」事件後、両國は一貫して朝鮮に責(zé)任を負(fù)うよう促しており、現(xiàn)在もこの立場を変えていない。したがって、5カ國代表が6カ國協(xié)議の再開について直ちに合意にいたることは困難だ。

朝鮮政府は16日、6カ國協(xié)議再開の準(zhǔn)備を整えたと発表したが、韓國政府は前向きな反応を示していない。韓國メディアは次のように分析する。韓米は一貫して、朝鮮が核放棄への誠意を示さない限り、6カ國協(xié)議の再開は検討できないと強(qiáng)調(diào)してきた。このため朝鮮が強(qiáng)硬姿勢を緩めても、韓朝間の対立局面を短期間に改善することは難しい。今月26日には韓朝赤十字會談も開催される。この會談で、朝鮮側(cè)に韓朝関係改善の意思が本當(dāng)にあるかどうかを見極めることができるかも知れない。

日本の菅直人首相は14日、6カ國協(xié)議の再開について慎重な姿勢を示した。菅首相は「日本にとって拉致と核問題は共に重要な課題だ。そうした問題の進(jìn)展を注視して、再開の時(shí)期を総合的に判斷する必要がある」と述べた。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年10月19日