2日に多くの國の記者から電話を受けたが、イギリス人、中國人、米國人、韓國人にしても彼らの口調(diào)は同情的で、日本はロシア駐在大使を「召還」させ、日本は最近、領(lǐng)土問題に関した出來事が発生しているが、一般の日本人として今の情勢(shì)をどのように見ているかと質(zhì)問した。
外國人記者たちは、今回の大使の「召還」を誇張していると思った。今回の「召還」は厳重な抗議のためではなく、事態(tài)を知るためのもので、日本語では?一時(shí)帰國?としている。前原誠司外相も、ロシアは日本にとっての重要な國で、領(lǐng)土問題の解決や平和條約の締結(jié)に努力しており、特に経済面での協(xié)力強(qiáng)化という方向は全く変わらず、今後も変わることはないと言っており、今回の「召還」は軟性的で一時(shí)的、溫和なものだ。
個(gè)人的には、日本が強(qiáng)硬な対応措置を取っていない理由は3つあると思う。まず北方四島をロシアが実際に支配しているのは客観的な事実で、日本はもともと劣勢(shì)にある。また菅直人首相の支持率は落ちているが、その大きな原因の一つが漁船衝突事件を適切に処理しなかったためであり、次は領(lǐng)土問題と、菅政権は情勢(shì)を見守って慎重に対応しなければならない。3つ目は間もなくAPECが開かれることからその前に対外関係でトラブルは避けたいだろう。
(加藤嘉一氏は日本人の時(shí)事問題コラムニスト。中國語記事は『金融時(shí)報(bào)』5日付けの報(bào)道より)
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2010年11月9日