場所の選択
米の反応今ひとつ
「環球ネット」24日付け記事:朝鮮が砲撃を行なった延坪(ヨンピョン)島は韓國の施政下にある「西海五島」の中でも最も朝鮮の海岸線に近く、韓國の首都ソウルにも程近い場所にある。政治と経済の中心が脅かされることに繋がるので、これらの島々を朝鮮に奪われることを韓國側は非常に恐れている。
朝鮮は以前からヨンピョン島及び周辺海域で激しい爆破攻撃などを行なっていた。韓國側のメディアによれば、この區域には駐韓米軍は居ないため、朝鮮の攻撃は米軍には影響はない。復旦大學國際問題研究院の沈丁立氏は「アメリカが韓國と朝鮮の関係がこれ以上こじれないという認識でいる限り、駐韓の米軍が手出しすることはない」と述べた。
中國共産黨中央黨校國際戦略研究所教授で、朝鮮問題専門家の張璉瑰教授もまた、「アメリカの現在の狀況から見て、朝鮮半島の対立に米軍が大々的に介入することはない」との見方を示している。韓國と朝鮮が互いにコントロールできれば、米軍がわざわざ自分の手を汚すことはないだろう。また、韓國は社會內部にも対立と分裂が生じているため、軍の行動には限度があり、事態の成り行きを握っているのは朝鮮のほうであると言える。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年11月25日