アラブ連盟のムーサ事務局長は21日にカイロで國連の潘基文事務総長と會談した際「アラブ連盟はリビアへの軍事攻撃に反対する。現(xiàn)在の西側(cè)諸國による行動は、すでに飛行禁止區(qū)域の範疇を超えている」と強調(diào)した。
ロシアのプーチン首相は21日「リビアが民主國家でないからと言って、外部勢力が同國の內(nèi)政に干渉して良いわけではない。リビア情勢に関する國連安保理決議1973は不完全で欠陥がある。ロシアはこの決議を支持しない」と表明。同時に米國の対外政策を厳しく批判した。
ドイツのウェスターウェレ外相は21日、軍事介入に參加しない立場を重ねて表明。歐州連合(EU)による新たな対リビア経済?金融制裁への支持を表明した。ウェスターウェレ外相は「軍事介入の支持について決定を出すのはそれぞれの國の責任だ」とする一方、「これはわれわれが中立的立場だという意味ではないし、カダフィに同情していることの表れでもない」と述べた。
ユーロニュースは21日、北大西洋條約機構(NATO)加盟國からも仏英米による軍事行動への批判の聲が上がっていると報じた。アラブ連盟が軍事攻撃の拡大に対して態(tài)度を保留していること、さらにNATOそのものに対してアラブ諸國は良い印象を抱いていないことから、NATO主導の軍事行動へのアラブ諸國の參加は非常に敏感な問題だ。トルコは軍事行動への參加に依然反対し、かつNATOに參與は負の結果をもたらすおそれがあると警告している。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年3月23日