■中國に焦點(diǎn)

胡錦濤主席は昨年の橫浜會(huì)議で「新たな情勢の下、APECはボゴール目標(biāo)の精神を堅(jiān)持し、新たな狀況に進(jìn)んで適応し、新たな試練に積極的に対処し、自らの強(qiáng)みを発揮し、改革?改善を続けるべきだ。『貿(mào)易と投資の自由化?円滑化の推進(jìn)、地域経済統(tǒng)合の加速』『成長戦略の実行加速、経済成長の質(zhì)の向上』『経済?技術(shù)協(xié)力の強(qiáng)化、途上國の自己発展能力と內(nèi)的経済成長力の強(qiáng)化』において一層の役割を発揮すべきだ」と明確に指摘した。

胡主席の詳述した主張について、海外メディアは「世界経済の成長とアジア太平洋地域の協(xié)力の促進(jìn)における中國の誠実な意向と建設(shè)的な姿勢の現(xiàn)れであり、國際舞臺(tái)において中國が一層積極的な役割を発揮してきていることを示すものだ」と捉えている。

先日の20カ國?地域（G20）首脳會(huì)議で胡主席が保護(hù)貿(mào)易主義への斷固たる反対を再度表明した上、後発発展途上國への支援を強(qiáng)化するため、南南協(xié)力の枠內(nèi)で、中國と國交のある後発発展途上國の97％の課稅項(xiàng)目の製品に対して関稅を免除する方針を厳かに発表したことを、人々ははっきりと覚えている。これは開発問題の解決とドーハ開発アジェンダの推進(jìn)に向けた重要な具體的措置であり、國際社會(huì)と數(shù)多くの途上國から稱賛され、首脳會(huì)議の一大ハイライトとなった。

間もなく開催されるハワイ會(huì)議について、海外メディアは再び中國に焦點(diǎn)を合わせ、中國の発するメッセージがアジア太平地域協(xié)力の舞臺(tái)に再び明るさをもたらすと期待している。人々は中國側(cè)擔(dān)當(dāng)者が「今回の會(huì)議を通じて各國がさらにアジア太平洋地域の貿(mào)易と投資の自由化?円滑化を推進(jìn)し、経済?技術(shù)協(xié)力を促し、多角的貿(mào)易體制を支持し、保護(hù)貿(mào)易主義を阻止して、世界経済の回復(fù)と成長に活力と自信を與えることを希望する」と述べたことに注目している。アジア太平洋経済、さらには世界経済の現(xiàn)狀を前に、これが勇気づけられる発言であることは間違いない。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年11月10日