米國務(wù)長官のヒラリー?クリントンは、7日、臺頭する中國は米國にとって有益であり、米國の繁栄も同様に中國に有利に働くと発言。米國は中國を牽制しようとするのではなく、中米の「全面的な積極的協(xié)力関係」の確立を大いに推進していくと語った。
クリントン國務(wù)長官は、米國平和研究所主催の米國元大統(tǒng)領(lǐng)ニクソンの訪中40周年を記念するフォーラムでの講演でこのように発言した。中國の臺頭を支持することは米國の利益と矛盾するものではなく、米國は今後すべてのチャンスを生かして中國と接觸していくと強調(diào)。「米國はまさにこの臺頭する大國との協(xié)力関係を模索しており、中國が世界の安全、安定、繁栄に積極的な貢獻をする國になるよう後押しする」と語った。
クリントン國務(wù)長官は、中國人民と政府が、世界第2位の経済大國になり數(shù)億人を貧困から救った発展の軌跡、2008年の北京オリンピック?2010年の上海萬博の成功など、この40年間で勝ち取った巨大な功績を稱えた。また、中國はすでに世界のさまざまな局面、國際機構(gòu)の中でその地位を確立するほどの「まさに臺頭する地政學(xué)的大國」に成長したと述べた。
ニクソンが歴史的な訪中をしてから40年が経ち、中米関係はすさまじく変化した。中米間の交流は、當(dāng)初、一方的で公式の連絡(luò)だったところから、全方位的な交流局面へと発展した。しかも、両國は経済的に緊密な関係にあるだけでなく、安全保障の面からも近しい。テロ対策、核兵器拡散防止、海賊対策、異常気象などさまざまな面で、中米には共通する利益が存在している。
クリントン國務(wù)長官は、中米は貿(mào)易、知的財産権、為替、人権、軍事などの問題で相変わらず意見が分かれており、依然として関係強化の障壁となっているが、チャンスは脅威を凌ぐと発言。両國が好機を逃さず協(xié)力関係を結(jié)ぶことができれば、「繁栄を推進し、革新を進め、両國ひいては世界の人々の生活レベルを向上させることができるだろう」と語った。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年3月8日