中國共産黨第18期中央委員會第3回全體會議(三中全會)の「決定」は、夫婦のどちらか一方が一人っ子であれば第2子の出産を認める政策を打ち出した。國家衛生計畫出産委員會の王培安副主任は、新政策によって人口が大幅に増加することはないとの分析を示した。
新政策は各地が「人口と計畫出産法」に基づき、省、自治區、直轄市の人民代表大會またはその常務委員會による地方條例の改正または規定を通じて、法にのっとり実施される。全國統一のタイムテーブルはなく、各省(自治區、直轄市)が現地の実情に基づき、具體的日程を決める。
中國社會科學院の2012年の調査によると、全國の各家庭が望む子どもの人數は平均1.86人。出産意欲は基本的に安定しており、都市部と農村部や各地域間の開きも縮んできている。人々の出産意欲や実際の出産に最も影響を與える要素はすでに出産政策ではなく、経済、社會、文化要素に取って代わられている。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月17日