外交部（外務(wù)省）の華春瑩報道官は16日の定例記者會見で、アジア信頼醸成措置會議（CICA）上海サミットの準備狀況について説明した際「中國側(cè)はサミットでアジアの新安全保障観の各國による確立を推進し、アジアの安全保障と協(xié)力の新メカニズムの構(gòu)築について検討することを希望する」と表明した。

第4回CICAサミットは5月に上海で開催される。華報道官は「CICAはアジアで最大規(guī)模の多國間安全保障フォーラムであり、広範な代表性を備える。CICAの最大の意義は、アジア各國が安全保障協(xié)力の緊迫性と重要性をすでに認識しており、『アジアの問題はアジア主導(dǎo)で解決すべきであり、アジアの安全保障もまずアジア諸國自身の協(xié)力強化を通じて実現(xiàn)すべきだし、それは完全に可能だ』との聲を共同で世界に発することを望んでいるということだ」と述べた。

華報道官は「CICAのバトンは今年中國の手に渡された。中國は2014年から2016年までCICA議長國を務(wù)める。中國にとってこれは信任を得たというであり、責任を委ねられたということでもある。各參加國との協(xié)議を経て、中國側(cè)は今回のサミットのテーマを『対話、信頼、協(xié)力を強化し、平和、安定、協(xié)力の新アジアと共に築く』と定めた。中國側(cè)はサミットでアジアの新安全保障観の各國による確立を推進し、共通の安全保障、総合安全保障、協(xié)調(diào)的安全保障、持続可能な安全保障を提唱し、アジアの安全保障と協(xié)力の新メカニズムの構(gòu)築について積極的に検討することを希望する」と述べた。

また「すでに40近くの國や國際組織が出席を予定している。このうち國家元首や政府首脳14人、國際組織の幹部8人の出席がすでに確定している。CICA発足以來、最多參加國、最大規(guī)模の盛大な會議となる」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月17日