習近平國家主席は、就任後2回目の中南米歴訪(ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、キューバ)を開始する。ベネズエラなどの現地メディアは、中國の指導者の訪問に向け、ムードを盛り上げている。ベネズエラのマドゥロ大統領は數日前に建設現場を視察した際に、中國の指導者の訪問について觸れ、「両國は全面的な協力関係だ。ベネズエラは21世紀の世界の強國と、全面的な関係を樹立した」と発言した。
日本の外務省関係者が共同通信社に14日発表した情報によると、安倍晉三首相は25日より中南米の訪問を開始し、トリニダード?トバゴ、カリブ共同體諸國と初の首脳會談を実施することになった。安倍首相は、2015年に実施される國連安保理非常任理事國選挙に向け、これらの國から支持を得ようとしている。日本メディアは先ほど、中國の首脳が外遊を強化すると同時に、安倍首相もかつてない頻度で各國間を駆けずり回っていると報じた。作家の落合新彥氏はSAPIOに対して、「安倍首相は中國対抗の旗印を掲げて駆けずり回っているが、國民の稅金を費やし行った外交活動は成果を得ていない」と指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月15日