王毅外交部長(外相)は18日の外交部(外務省)の國內外プレス向けブリーフィングで、「一帯一路」國際協力サミットフォーラムについて次のように説明した。
「一帯一路」國際協力サミットフォーラムが5月14、15両日に北京で開催される。習近平國家主席が開幕式に出席し、首脳円卓會議の議長も務める。現時點で習主席の招待により28カ國の元首及び政府首脳の出席が確認されている。
フォーラムは「國際協力の強化、『一帯一路』の共同建設、ウィンウィンの発展実現」をテーマに、開幕式、首脳円卓會議、ハイレベル會議などを行う。開幕式は5月14日午前に行い、その後ハイレベル會議を行う。5月15日は首脳円卓會議を終日行う。現時點で28カ國の元首及び政府首脳のほか、110カ國の高官、學者、企業家、金融機関、メディアなど各界関係者、61の國際組織のトップ及び代表89人の出席が確認されている。このうち國連のグテレス事務総長、世界銀行のジム?ヨン?キム総裁、國際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は円卓會議に出席する。サミットフォーラムの參加者は計1200人余りに達する。
今回のフォーラムでは4つの面で重點的に成果を挙げる。第1に、共通認識を一層形成する。首脳円卓會議は協力の目標と原則を一層明確にし、政策措置を深く連結する文書を発表する。同時に、フォーラムを契機にさらに協力の共通認識を拡大し、協力目標を明確にし、協力措置を詰める。中國側は20カ國近く、20余りの國際組織と協力文書に署名する見通しだ。第2に、協力の方向を明確にする。各者は次の段階の二國間、多國間の重點協力分野を定め、今後5年間、さらにはそれ以上の期間の協力計畫をまとめ、具體的な行動計畫を詰める。中國側の各関係當局は沿線國の関係當局と20件近くの行動計畫を共同策定する見通しだ。第3に、事業の実行を推し進める。各者は重點協力をさらに整理?連結し、各分野の事業リストを作成し、事業の実行を確保し、指導者間の政治的共通認識を具體的事業の行動力へと変え、庶民の生活と各國の発展の焦點において実行されるようにする。第4に、支援體制を整える。中國側は、金融協力體制の整備と強化、科學技術、環境保護分野の総合的サービスプラットフォームの構築、各分野の人材交流?育成の強化など重要な政策措置を各者と共同で検討し、打ち出す。中國側関係機関も現在さらなる支援措置を検討し、打ち出している。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月19日