習近平國家主席は15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで、ラフモン大統領と會談しました。雙方は、両國関係と各分野の協力の成果を高く評価し、また未來図を共に描き、協力ウィンウィンの全面的パートナーシップに力を入れ、全面的な友情を促し、人類の運命共同體を築いて発展や繁栄を目指すことで合意しました。
この中で習主席は、國交樹立から27年間の発展を高く評価した上で、「両國はそれぞれの中心的な利益をめぐって支持し合うべきだ。『一帯一路』の建設で実り豊かな成果をおさめており、更にそれぞれの発展戦略を結び付け、潛在力を掘り出し、協力の質を引き上げ、インフラの連結、エネルギー、農業、工業などで協力を深めていくべきだ」と強調しました。さらに、農業のレベルの向上や自由経済區の確立でタジキスタンを支援していく意向を示しました。
これに対してラフモン大統領は、習主席の訪問に歓迎の意を示し、中華人民共和國成立70周年に祝意を表したうえで、「中國との全面的戦略パートナーシップを外交の優先內容とし、『一帯一路』の枠組みで重點的プロジェクトへの取り組みを強めていく」と表明しました。
両首脳は會談後、「全面的戦略パートナーシップのさらなる深まりに関する中華人民共和國とタジキスタン共和國の共同聲明」に調印し、一連の協力文書の調印式に立ち會いました。
「中國國際放送局日本語版」2019年6月16日