習近平國家主席はこのほど、イタリアのマッタレッラ大統領、イランのロウハーニー大統領、韓國の文在寅(ムン?ジェイン)大統領にそれぞれ打電し、中國政府と人民を代表して、新型コロナウイルスの感染が広がっている三ヵ國の政府と國民に心から慰問の意を伝えました。
イタリアのマッタレッラ大統領への電報で、習主席は「相互支持、協力ウィンウィンは中國?イタリア全面的戦略パートナーシップの主旋律である。人類は運命共同體であり、団結?協力してこそグローバルなリスクと試練に初めて対応することができる。今年は中國とイタリアの國交樹立50周年に當たり、両國が手を攜えて感染癥の封じ込めに向けた努力の中で、従來からの友情がさらに強固になり、協力の中身もさらに豊かになることを信じている」と表明しました。
イランのロウハーニー大統領への電報で、習主席は「中國とイランは全面的戦略パートナーである。中國が新型肺炎と戦う中で、イラン政府と國民からは真心のこもった協力と支援をしてくれた。イランでの感染拡大防止に助力するため、中國はイランに防疫物資を提供し、ボランティア専門家チームを派遣した。イラン政府と國民は必ず感染癥との戦いに打ち勝てることを信じている」と示しました。
また、韓國の文在寅(ムン?ジェイン)大統領への電報では、習主席は「中國と韓國は助け合いながら、困難を共に乗り切る友好的な隣國である。中國が新型肺炎と戦う中で、韓國政府と社會各界が相次いで中國に思いを寄せて、數多くの支援をしてくれた。中でも、文大統領は『中國の困難は韓國の困難でもある』と強調した。ウイルスには國境はなく、世界各國は苦楽を共にする運命共同體である。いま、韓國が直面している困難に対し、中國政府と人民は身につまされる思いでいる。今後も、引き続きできる限りの支援をしていく」としました。
「中國國際放送局日本語版」2020年3月15日