フィリピン高官の対中発言について外交部(外務?。─瓮粑谋髨蟮拦伽?日、記者の質問に答えた。新華社が伝えた。
【記者】報道によるとフィリピン外務省は3日、中國海警局の船舶による黃巖島(スカボロー礁)海域でのパトロールに抗議する聲明を出した。ロクシン外相もこれについてSNSの個人アカウントで汚い言葉を使った発言をした。これと同時に我々は、ドゥテルテ大統領が「中國との間に対立を抱えるからといって、粗野で無禮にならねばならないわけではない。フィリピンは多くの事で中國からの支援に感謝する必要がある」と述べたことにも留意している。これについて中國側としてコメントは。
【汪報道官】黃巖島は中國の領土であり、周辺海域は中國の管轄海域だ。中國側はフィリピン側に対して、中國の主権と管轄権をしっかりと尊重し、情勢の複雑化を招く行動を止めるよう促す。事実が繰り返し証明しているように、メガホン外交は事実を変えられず、相互信頼を壊すだけだ。フィリピン側の関係者が発言時に基本的な禮儀と身分をわきまえることを望む。
フィリピンのドゥテルテ大統領が述べた通り、個別の問題における意見の相違や摩擦が両國間の友好と協力に影響を與えるべきではない。これは、雙方が繰り返し達成してきた重要な共通認識でもある。中國側は一貫して引き続きフィリピンとの友好的協議を通じた意見の相違の適切な処理、協力の推進に盡力し、引き続き新型コロナとの戦いや経済回復の分野でフィリピン側に可能な限りの支援をしていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月6日