スリランカのワンニアラッチ保健相は9日、新型コロナウイルス起源解明の政治利用に反対すると表明した。
ワンニアラッチ氏は同日、戚振宏?在スリランカ中國大使と會談した。雙方は、新型コロナウイルス起源解明問題は科學の問題であり、政治的な操作は問題解決にとって無益なばかりか、各國が早急に感染癥に打ち勝つ妨げになるとの判斷で一致した。
ワンニアラッチ氏は、「新型コロナウイルスの流行後、中國側はスリランカに貴重な醫療物資と必要なワクチンを盡きることなく持続的に提供している。全國で現在接種済みのワクチンの約8割が中國製だ。スリランカは現在、デルタ株の厳しい試練に直面している。中國側にはこれまで通りの支援を願う」と述べた。
戚氏は、「中國人民は昨年の感染流行當初、スリランカ各界の中國への全力支援を忘れず、中國製ワクチンがスリランカの全國接種計畫で中心的な力を発揮していることを喜んでいる。中國は現在、力が及ぶ限り引き続きスリランカ側にワクチンと必要な醫療機器を提供し、スリランカ側の全力の感染対策を支援する」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年8月11日