誤解その2：中國體制の正當?有効性を認めない

　多くの中國人は、経済の成功にいわゆる「民主」は欠かせず、自國の政治體制は正當かつ有効的だと考えるが、西洋人はこの點を意識できていない。これが、多くの人が中國の投資者、監督者、さらには知的財産権保有者としての役割低下を望む原因だが、中國政府はこの役割は極めて重要だと考えている。

　誤解その3：中國人の生活は西洋人と同じ

　中國の近代史は、中國の民衆と國の政策決定方式は西洋人と全く異なることを示している。使用する時間枠組みと最も懸念するリスクが異なる。しかし、人類は他人の決定方式も自分と同じだと思う傾向にあり、これは西洋人が最も消し去ることが難しい仮説かもしれない。

　1949年以降の各部分を見ると、中國共産黨は中國民衆に影響を與える制度、社會、日常経験において中心の位置にいる。しかも、中國共産黨は中國の歴史とマルクス?レーニン主義の重要性及びその意義を信じ、強調している。西側企業と政界がこの現実を受け入れない限り、中國に対する誤解は続く。

　「中國網日本語版（チャイナネット）」2021年8月13日