國防部(省)の26日の定例記者會見で、呉謙報道官が米國の排他的軍事協定に関する質問に答えた。國防部ウェブサイトが伝えた。

　【記者】米國がこのほど、マーシャル諸島、パラオ、ミクロネシア連邦など太平洋島嶼國との「自由連合協定」(COFA)を更新したと報じられた。これによって米國は、西太平洋の広範な地域をコントロールし、中國軍の西太平洋進入も制限することになるとの論評がある。この件について、コメントは。

　【呉報道官】當該報道に留意している。太平洋地域はゼロサムゲームの闘技場ではなく、各國の交流と協力の大舞臺であるべきだ。中國は米國による陣営対立、排他的軍事協定に斷固として反対する。我々は自らの主権、安全保障及び発展上の利益を斷固として守り、世界の平和と安定の維持、人類運命共同體の構築推進に力を捧げていく。(編集NA)

 「人民網日本語版」2023年10月27日