第11回北京香山フォーラムが14日に閉幕した。このフォーラムでは、?グローバル?サウス?や?中米関係?、?安全協(xié)力とアジア太平洋の繁栄?安定?から「多極化した國際秩序の行方」、さらには?新興技術(shù)の善導?から?國際社會の軍縮の未來?まで、幅広いテーマが議論された。全體會議や並行分科會議、ハイエンド対話會や若手將校と學者の対話會など、多様かつ充実したイベントが行われ、北京香山フォーラムの開放性と包容性を體験することができた。

ホット問題の?治療法?を探す

注目された中米関係の會議で、中米のゲストは共に互いの共存方法を探った。米國の元國務次官補である華自強氏は中國語で、「聞くべし、行くべし」と述べ、両國が協(xié)力の道を見つける必要性を強調(diào)した。また、復旦大學國際問題研究院の吳心伯院長は英語の格言「Talk the talk, walk the walk（言葉通りに行動せよ）」を引用し、米國は中國との関係を言行一致で進めるべきだと呼びかけた。

中國軍事科學院の李抒音研究員は、「北京香山フォーラムは問題解決を促進するプラットフォームであり、各國が食い違いや見解の相違を表明することで相互理解を深めることができる。これがフォーラムの価値と意義だ」と述べた。

発展途上國の聲がより大きくなる

創(chuàng)設(shè)して18年間、北京香山フォーラムは平等対話と共通発言のプラットフォームとしての役割を重視してきた。今年のフォーラムでは、発展途上國の參加がより拡大した。アジアやアフリカの學者が招待され、「グローバルサウス」の問題について中國の學者と討論する場も設(shè)けられた。また、全體會議の議題に「グローバルサウス」問題を取り入れ、４回の全體會議で発言した24人のゲストのうち、発展途上國からの出席者は半分近くを占め、北京香山フォーラムは発展途上國により多くの発言機會を與えたと評価された。

中國南海研究院學術(shù)委員會の吳士存主席は、「北京香山フォーラムの重要な特徴の一つは、參加國に平等なコミュニケーションの機會を提供することである。歐米主導の安全會議では発展途上國の聲が聞き取れないことも多いが、北京香山フォーラムではその狀況が大幅に改善された」と述べた。

中國の取り組みに対する評価も高まっている

シンガポールの黃永宏國防大臣は全體會議で、「今回で10回目の中國訪問となり、北京香山フォーラムでの発言は6度目になる。中國は経済的、軍事的な力をつけると同時に、平和と安全の維持において重要かつ建設(shè)的な役割を果たそうとしている。それをを見て、私たちは嬉しく思い、安心している」と中國語で述べた。

また、中國國際戦略學會の杜農(nóng)一副會長は、「今年のフォーラムは、信頼を高め、疑念を解消し、共通の理解を深め、協(xié)力を促進する面で大きな役割を果たした。北京香山フォーラムは相変わらず幅広い意見を受け入れ、自由な論爭を行うプラットフォームである」と、感謝の意を表した。

第11回北京香山フォーラムは、平和を論じ、未來を築くための重要な場となった。中米関係、発展途上國の発言機會の拡大、中國の貢獻の評価など、多くの見所があった。これからもさらなる議論と共同作業(yè)を通じ、國際社會の平和と繁栄に貢獻していくことが期待される。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年9月15日