中國移動(チャイナ?モバイル)の李躍副総裁は16日、「第1回TD産業強國フォーラム」で、同社は今年TD(TD-SCDMA:中國獨自の3G規格)基地局を8萬ヶ所以上設置、基地局を18萬ヶ所以上に拡大し、全ての都市をカバーするネットワークをつくり、TDが世界最大の3Gネットワークになることを明らかにした。中國網が18日伝えた。
2009年末現在、中國移動のTDネットワークはすでに10都市から238都市、基地局は2萬ヶ所から10萬ヶ所にまで拡大した。ネットワークの設置投資は800億元を上回り、全國70%以上の地級市をカバーしている。
李副総裁は、「TD-SCDMAは中國が知的所有権を持つ3G國際規格であり、中國の100年にわたる通信史の中でも、自主イノベーションにおける重要な一里塚となる。黨中央、國務院もTDの発展をとても重視しており、TD-SCDMAをイノベーション型國家戦略建設の重要な構成部分としている。また、政策によるサポートで、TD産業の健全で持続的な発展を積極的に推進している」と述べる。
李副総裁はまた、「TDネットワークの品質はすでに、世界の3Gネットワークのレベルに近づいてきた。産業チェーンの面でも大きな進歩を遂げた。ネットワークの質の安定?向上という基礎のもと、今年はネットワーク建設にさらに力をいれ、TDネットワークが全ての地級市と東部の各県をカバーすることをめざす」と述べた。「南方日報」が19日に伝えた。
「人民網日本語版」2010年1月20日 |