26日、北京で《測量地理情報青書》が発表された。これによれば、中國の地理情報サービス産業は急速に成長しており、 「十一?五」(第11次五カ年計畫)期間に年平均25%以上の成長を遂げている。2020年、中國の地理情報サービス産業の年間GDPはおそらく1萬億元を超えるだろう。
この中國國家測量地理情報局?測量発展研究センターが編集した青書によれば、地理情報サービス産業は地理情報の開発を中心とした新興ハイテク産業である。これには、宇宙衛星リモートセンシング、エンジニアリングサーベイ、裝備製造、GPSなどの技術が含まれる。
中國の地理情報産業は1990年代末から始まり、この10年余りの急速な成長で初歩的な規模を形成したところだ。2010年のGDPは1000億元に迫る勢いだ。
だが、青書は同時に指摘している。中國が現在使用している衛星リモートセンシングデータの90%以上はアメリカ、フランス、カナダからのものだ。中國のGPSの少なくとも95%以上が米國GPS衛星システムで成り立っており、この狀況は短期的には変えられない。95%の中國GDPチップ市場は米國に占領されており、大部分の中國企業はまだマルチモードGDPチップの生産ができない狀況にある。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年12月27日