中國で運(yùn)行距離が最も長い高速鉄道、北京-深セン間を結(jié)ぶ京深高速鉄道が年內(nèi)に全線開通する。4日には鄭州-安陽區(qū)間で目標(biāo)速度での試験走行が始まった。中國中央テレビ（CCTV）が伝えた。

　試験走行に同乗した記者によると、列車は鄭州東區(qū)間を離れてて約10分の段階で時速385キロに到達(dá)。試験走行の目標(biāo)速度を達(dá)成した。列車の揺れも1ミリ以內(nèi)に収まっていた。

　京深高速鉄道の北部區(qū)間は5月末から各區(qū)間ごとに試験走行と調(diào)整を開始。時速160キロから10キロずつ速度を速め、各速度でデータを収集し、確認(rèn)を重ねている。鄭州鉄道局の趙超峰チーフエンジニアによると設(shè)計(jì)標(biāo)準(zhǔn)速度は時速350キロ。將來の運(yùn)行速度は10％引き下げ、時速300-310キロの間になる見通しだ。

　武漢鉄道局科學(xué)技術(shù)委員會弁公室の付石林主任によると、全て順調(diào)に進(jìn)んだ場合、鄭州-武漢區(qū)間は9月には前倒し開通の條件が整う。

　京深高速鉄道全體の北部區(qū)間は北京から石家荘、鄭州を経て武漢にいたる1000キロ余りで、今年後半に試験走行と調(diào)整を完了する。

　年內(nèi)に北部區(qū)間と事前に開通した武広高速鉄道、広深高速鉄道が連結(jié)し、南北を貫く中國最長の高速鉄道が形成される。これにより北京-深セン間は従來よりも15時間短縮し、わずか9時間前後で結(jié)ばれることになる。

　「人民網(wǎng)日本語版」2012年8月5日