「一帯一路イニシアチブは世界に重要なチャンスをもたらす」グテーレス國連事務総長は訪中前の23日、ニューヨークの國連本部で記者のインタビューに応じた際にこう述べた。
発展のペースを上げようとするならば、「一帯一路」の列車に乗ることが最良の選択肢だ。グテーレス氏は「一帯一路の共同建設への投資は、世界の経済協力に大きなチャンスをもたらす」と話した。
データによると、中國企業の2013?18年の沿線國に対する直接投資は900億ドルを上回り、126カ國及び29の國際機関と一帯一路協力文書に署名し、沿線諸國と共同建設した82の域外協力園區で現地の30萬人弱の雇用を創出した。グテーレス氏は、この発展の脈絡は中國経済の需要に合致し、世界経済の需要でもあると述べた。
グテーレス氏は「一帯一路の共同建設は、國連の2030アジェンダの実現を促進する重要なチャンスだ。中國は一帯一路を通じ発展のチャンスを共有している。より多くの投資?貿易?成長は、発展途上國の貧困削減、雇用促進、インフラ改善を促すばかりか、環境の建設と社會の安定的な発展を促すことで、持続可能な開発の目標の達成を促進する」と述べた。
一帯一路の建設の列車に乗り、世界各國は発展の原動力を手にし、繁栄の道を広げている。一帯一路の共同建設、共に協議し建設し共有するという中心的な理念は、國連などの重要國際メカニズムの文書に盛り込まれ、國際社會のメンバーが日増しに承認する世界的な共通認識になっている。
「中國は國連との関係の発展を優先的に重視し、多くの分野で國連と十分な協力を維持している」グテーレス氏は、中國が過去70年で手にした発展の成果、國際社會への大きな貢獻を稱賛した。「中國は多國間主義と開放型世界経済を支持し、一帯一路の建設を推進し、さまざまな形式により平和維持活動を支持している。グローバルガバナンスに公共財を提供し、責任ある大國の積極的な行為と責任を示している」
國際開発分野には常にさまざまなイニシアチブが存在するが、重要なのは執行力だ。現在まで、第1回一帯一路國際協力サミットフォーラムの具體的な成果がすべて実行に移されており、一帯一路の共同建設を掘り下げ実務的にしている。「平和がなければ発展はなく、発展がなければ恒久の平和はない」グテレス氏は、繁栄と新たな希望の共同創出を擔う第2回フォーラムがさらに共通認識を拡大し、協力のマッチングを行い、多元的な発展を重視し、文化融合を促進し、世界各國が手を攜え発展する新たな物語を書き続けることに期待している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年4月26日