中船重工集団公司は25日、同集団所屬の渤海造船廠集団有限公司が製造を請け負(fù)う三門原子力発電所1號ユニット向けの一次冷卻材管が初回の納品を終えたことを明らかにした。新華網(wǎng)が25日に伝えた。
これは、AP1000型爐を採用する第3世代原発自主化委託プロジェクト初の原発ユニットに向けた一次冷卻材管設(shè)備であり、同設(shè)備が予定通り納品されたことは、AP1000型爐建設(shè)進(jìn)度の保障、國家原発事業(yè)の安全性推進(jìn)、國民経済発展に伴い増え続けるエネルギーニーズの保障にとって重要な意義を持つ。
AP1000型爐技術(shù)は中國が米ウェスティングハウス社から導(dǎo)入した第3世代原発技術(shù)であり、世界で最も進(jìn)んだ、安全性が最も高い加圧水型原子爐だ。一次冷卻材管は原子爐の圧力容器、メインポンプ、蒸発器などと並び、原子爐冷卻系統(tǒng)設(shè)備の7大重要設(shè)備の1つで、圧力容器、冷卻材ポンプ、蒸気発生器を結(jié)びつける重要設(shè)備であり、原発の「大動脈」とも呼ばれる。
一次冷卻材管はAP1000の技術(shù)譲渡契約の中で、技術(shù)譲渡または技術(shù)支援が行われなかった唯一の重要設(shè)備であり、しかもその製造においては他に參考となる前例がなく、世界初の試みとなった。(
「人民網(wǎng)日本語版」2011年10月27日