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南京大虐殺70周年(1)記念館新館の完成 |
発信時間: 2007-12-14 | チャイナネット |
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北京週報記者?繆暁陽 「六朝金粉の地、金陵帝王の州」。6000年余年の文明史と2400余年の建都史を有する南京は、その文明の過程で六朝、南唐、明朝、太平天國、民國の「十朝都城」によって燦然と輝き、同時に戦亂による歴史的転変と強い悲劇的色彩をそなえている。 南京の重厚な歴史で、1937年の中國侵略日本軍による南京大虐殺は近代史のなかで最も悲慘な一頁だと言える。「前事を忘れず、後事の師とする」。70年後の今日、我々は南京大虐殺體験者の証言を収集し、その間の歴史史料を収集したが、その目的は永遠に悲劇の苦しみに浸るのではなく、歴史をともに認識したうえで、平和を熱愛し、平和を追求する精神を培い、そして発揚することにある。 南京大虐殺30余萬同胞受難70周年にあたり、私は南京を訪れ、南京大虐殺記念館の新館を參観したほか、當時の日本兵の証言を聞き、南京大虐殺の生存者に會い、歴史學界で造詣の深い専門家を訪問し、また日本の青年とも話を交わすなど、「歴史をともに認識し、平和な未來を大切にしよう」をテーマに一連の取材活動を行った。 記念館新館の完成 12月3日、南京市黨委員會宣伝部主催の記者會見で、12月13日の南京大虐殺同胞受難70周年の際に、「中國侵略日本軍南京大虐殺受難同胞記念館」の拡張工事が完成することを知った。記念館はおよそ3倍広くなり、約6.67ヘクタールの新館は間もなく正式にオープンする。
南京大虐殺受難同胞記念館の平和大鐘 80年代初め、日本の右翼は歴史教科書を改ざんし、南京大虐殺の歴史を否定して、中國人民の感情を著しく傷つけた。「血で記された歴史を中國のこの大地に刻む」ため、1985年、南京江東門にある「萬人坑」遺跡に中國侵略日本軍南京大虐殺受難同胞記念館がオープンした。20數(shù)年來、記念館には延べ1400萬人が訪れ、國際的な平和交流や愛國主義教育の面で大きな役割を果たしてきた。朱成山館長は「面積に限りがあるため、多くの文化財が展示できなくなり、対応能力も參加者數(shù)に見合わなくなってきました」と説明。舊館と比較すると、新館は歴史を尊重することを前提に、展示面積や展示品、寫真、展示方法にしろ、かなりの進歩しており、參観者はきっと當時発生した悲痛な歴史に対して深い印象を持つのではないだろうか。 朱館長は「新館はとくに平和というテーマを強調しました。平和の大鐘や平和の広場のほか、平和記念碑と面積3.3ヘクタールの平和公園があります。新館では、平和に関する展示も多くなりました。この數(shù)年間に記念館が開催した平和集會や平和の法會、毎年読み上げる平和宣言、各國の平和を愛する人たちが南京に來て行った平和活動、それに平和學の研究などに関するものも展示されています。これらは、私たちの展示の目的が仇を討つためではなく、人びとに歴史を覚えてもらうと同時に、紆余曲折を経て手にした平和な発展の環(huán)境を大切にするためであることを示しています」と強調した。 ?北京週報 日本語版?より2007年12月15日 |
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