何ビョウオウさん(右) |
■人事を盡くしてもむなしい結(jié)果
中國(guó)東北部出身の在日中國(guó)人労働者10人の「未払い給與事件」が紆余曲折の末解決した直後、こんどは上海出身の6人の女性労働者が「未払い給與事件」の荒波に巻き込まれている。工場(chǎng)が倒産したため、社長(zhǎng)は現(xiàn)在、未払い分給與を支払うことはできず、6人の未払い給與は1020萬(wàn)円、約77萬(wàn)元にまで累積している。記者が21日夜に確認(rèn)したところ、6人は今もなお日本に滯在しており、給與未払いのままとなっている。「新民晩報(bào)」が伝えた。
今回の事件について記者が同日夜、中國(guó)駐日本大使館で研修生の権利保護(hù)を?qū)熼T(mén)に擔(dān)當(dāng)する廖宏偉?領(lǐng)事に電話(huà)取材したところ、廖領(lǐng)事は、大使館は派遣會(huì)社と共に日本の政府當(dāng)局、會(huì)社側(cè)と交渉を行う可能性があり、女性労働者らの未払い給與回収を支援したいと語(yǔ)った。
■工場(chǎng)倒産
日本の島根県奧出雲(yún)町に位置するある工場(chǎng)の門(mén)が今月14日、閉鎖された。同工場(chǎng)に勤務(wù)する上海出身の女性労働者、何ビョウオウさんは工場(chǎng)內(nèi)に入ることができず、工場(chǎng)の管理?yè)?dān)當(dāng)者に尋ねたところ、経営不振のため、工場(chǎng)は既に破産し閉鎖された。何さんは心が締め付けられる想いを感じた。社長(zhǎng)は彼女に対して200萬(wàn)円以上の未払い給與があったからだ。
今年30歳の何さんは上海市金山區(qū)呂巷鎮(zhèn)の出身。3年前に國(guó)內(nèi)の労務(wù)輸出企業(yè)を通じ、訪(fǎng)日アルバイトを申請(qǐng)した。念願(yuàn)が葉い訪(fǎng)日した後、何さんは日本の業(yè)界団體により島根県のある服飾工場(chǎng)に派遣され、縫製加工に従事することになった。何さんによると、入社後、彼女は日本人社長(zhǎng)と3年間の業(yè)務(wù)契約を締結(jié)、月給10萬(wàn)円、1日8時(shí)間労働が約束された。
何さん以外に、さらに上海出身の5人の女性労働者が同工場(chǎng)で働いている。うち4人は金山區(qū)、1人は奉賢區(qū)出身で、年齢はいずれも30歳前後。
何さんの記憶によると、仕事を始めた當(dāng)初、社長(zhǎng)は毎月給與を支払っていた。しかしその後になって毎月「一部支給、一部天引き」となった。日本人社長(zhǎng)の説明は、「管理のため。君たちが契約満了前に工場(chǎng)を離れたら困る」とのことだった。
何さんの計(jì)算では、工場(chǎng)が閉鎖されるまで、日本人社長(zhǎng)が何さんから天引きした給與は15カ月分になり、総額200萬(wàn)円、約15萬(wàn)元に上っている。
他の5人の分を加えると、日本人社長(zhǎng)の未払い給與は計(jì)1020萬(wàn)円、約77萬(wàn)元となっている。