前原誠司外相
民主黨の枝野幸男幹事長代理
中國側の反応はややヒステリックだ、中國はあしき隣人――。聞くにいかにも情緒的な言葉。飛び出したのは街頭で反中國を唱える右翼の口からではない。前原誠司外相と民主黨の枝野幸男幹事長代理だ。「國際先駆導報」が伝えた。
1人は外交の最高司令官、1人は民主黨內で要職を務める議員が、中國に対しこのように強硬なのはなぜか。日本の政界で若手保守派が総じて力をつけていることが、大きな背景としてある。
前原氏らの発言と行動はすでに彼ら自身を代表するにとどまらず、若手グループが発言する1つのチャネルとなっている。彼らが得る反響と拍手も、その強硬な膽力と保守的な精神をさらに強めているのだ。
今日の民主黨內では一體、強硬な若手は誰なのか。彼らの発言や政策、とくに中國に対する主張は今後、中日関係にかなり影響を及ぼすだろうか。次第に羽を強くしつつある若手を相手にするために、中國はすでに準備を整えたのだろうか。
前原誠司氏は、民主黨若手の中で保守的かつ強硬な思想の橋頭堡だ。9月に外相に就任して以來、釣魚島の漁船衝突事件をめぐる一連の発言に、日本の民衆は聞いて非常に鬱憤を晴らし、中國の民衆は聞いて非常に戸惑った… 全文へ
「前原、お前は頭を十分使っとらん、大學教授にはなれんよ」。1985年、京都大學法學部を間もなく卒業しようとする前原氏に、恩師の高坂正堯氏は教訓を垂れた。修士?博士課程には進まず、學問を捨てて政治の道に入った… 全文へ
日本政界の若手を観察してみると、以下のような幾つかの特徴があるのが分かる。年齢については、われわれの印象にある30過ぎではなく、大半が戦後の45-55年前後の生まれ。40-60歳の戦後の第一、第二世代の政治家たちだ。彼らには1つの共通點がある… 全文へ
仮に前原氏が早い時期に首相に就任した場合、日本の外交はどこに向かうのだろうか。「前原首相」というこの仮説は、日本の多くの民衆にとって、そう遠いことでもなさそうだ… 全文へ
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月4日