2010年は日中関係においては激動の一年だった。年の瀬を向かえた先日、『國際先駆導(dǎo)報(bào)』は駐中國日本大使館の橫井裕特命全権公使にインタビューを行い、この一年の中日関係を振り返ってもらった。『國際先駆導(dǎo)報(bào)』が伝えた。
(5)2011:戦略的互恵関係推進(jìn)に全力を盡くす
Q:來年、日本の対中政策はどのように調(diào)整されますか?
A:日本の対中政策はこれまでと変わりません。日中の戦略的互恵関係を堅(jiān)持することが大変重要な政策です。これは両國の國民のみならず、地域全體の平和的安定にとって最も重要なことです。この政策に変わりはなく、今後もこの日中間の戦略的互恵関係を推進(jìn)することに全力を盡くすべきです。
Q:中日両國共通の利益はどこにあると思いますか?
A:日本人でも中國人でも同じで、それは個體の幸福感として反映されることです。幸福の中身は何か、それは平和な環(huán)境の中で物質(zhì)的にも一定の満足感を得ながら平凡な人生を送ることです。
共にアジア太平洋地區(qū)に存在する日本と中國が互いの國民にこのような幸福感を享受させるには、安全な地區(qū)環(huán)境を構(gòu)築する以外、他に道はありません。2012年には日中國交正常化から40周年を迎えます。この40年近い時間の中で両國の関係の正常化は成功を収めたといえます。そして両國は國交正常化40周年を迎えると同時に、両國の関係を更に促進(jìn)するためのスタート地點(diǎn)に立つのです。來年一年の準(zhǔn)備期間は非常に大切です。再來年が両國民にとってにぎやかで楽しいものとなるよう、どのように盛り上げていくか、中國の皆さんとともに話し合っていくつもりです。
Q:2011年の中日関係にどのような期待を寄せますか?
A:まずは文化的、経済的交流を継続的に強(qiáng)化していくことです。もっと多くの中國人に実際に日本を訪れて欲しいと思います。中國にいるときの日本に対する印象と、実際に行ってみた後の印象は大きく違うものです。喜ばしいことに、大多數(shù)の中國人観光客は日本を訪れた後で、日本に対する好感度が上がっています。これからも中國人の日本観光熱が続いていくことを期待しています。また、日本の環(huán)境技術(shù)をできるだけ多く中國に導(dǎo)入できればと考えています。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2010年12月27日