福島原発近くに住む住民はすでに避難したが、原発から半徑20-30キロ以?xún)?nèi)の避難指示區(qū)域の住民は日増しに孤立感を深めている。日本政府の遅い行動(dòng)に、住民は何ら支援がないと不満を募らせている。28日付で「今日日本」が伝えた。
ある住民によると、放射線漏れを心配して、政府が窓をしっかり閉めるよう指示し、多くの住民が驚いて町を捨てて逃げたため、町はすっかり靜まり返っているという。住民はまた、彼らが生活する地域が「汚染地域」と呼ばれていることに腹を立て、政府から遅々として支援が屆かないことにも不満を募らせている。実際、運(yùn)送會(huì)社は汚染を恐れて被災(zāi)地へ入ろうとしないため、日常の生活必需品が手に入らない上、公共機(jī)関のサービスには限度がある。
現(xiàn)在、原発から半徑20-30キロ以?xún)?nèi)の地域には住民14萬(wàn)人が生活しているが、彼らは屋內(nèi)にいなければならない。商店の戸はしっかりと締められ、防護(hù)服に身を包んだ政府職員のほかは誰(shuí)も外に出ていない。ある女性職員は電話で、「ガソリンや食料、その他の生活物資が不足している。今どれくらいの人がここで生活をしているのかを知りたいが、全體的な狀況がわからない。市役所はすでに機(jī)能停止している」と話した。
住民の多くは自宅に閉じこもり、近所ともほとんど接觸していないという。ある住民に、どうしてここに殘っているのか訊ねたところ、震災(zāi)後、家族と連絡(luò)が途絶えたため、近くに住んでいればいち早く行方不明になった家族と連絡(luò)を取ることができるからだという。食料などの物資不足で、住民の不満の聲は日増しに高まっている。ある政府職員は、「コンビニではほとんど商品を売っていない。多くの住民がここを立ち去ろうとしている。そうした不安感はすぐに広がり、多くの住民が離れるようになる。そうした悪循環(huán)に今陥っている」と話す。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2011年3月29日