----日本の政界で「チャイナスクール」議員の発言力が低下しているというのは事実か。
「チャイナスクール」の発言力低下は確かにわれわれの直面する重要な課題だ。民主黨は世代交代の時期にあり、米國式教育を受けて成長した新しい政治家の影響力が日に日に強まっている。しかもこうした若手政治家たちは、米國式の政治體制や経済運営モデルを堅持する傾向にある。彼らが次第に政策決定の舵を握るにしたがい、最近の日本の南中國海問題への積極的な參與やTPP參加にはっきりと示されたように、民主黨政権は米國への接近を加速している。これは事実だ。
だが「アジア重視、対中関係重視」の観點を鮮明に堅持する政治家も依然多くいることを強調(diào)しておかなければならない。実際には、日本政界の対中重視姿勢は減退していない。例えば私が幹事長を務(wù)める日中友好議員連盟では、最近參加するメンバーは政黨、政治的見解のバックグラウンドが逆に拡大している。保守派議員も各種勉強會に積極的に參加している。理由は簡単だ。日本外交、経済、政治における中國の重要性、影響力は他に取って代わるものがないからだ。この點は政治家の間で議論の余地のない共通認識となっている。したがって、たとえ批判的姿勢の議員でも、まずは中國について理解しなければならないのだ。
また、対中認識において日本國內(nèi)では客観的な聲も同様に大きい。例えば「中國脅威論」に関して、私は一貫して冷靜に分析し、中國に対外拡張の「意図」が一體あるのかないのか見極める必要性を訴えてきた。どのような場面でも私はこの観點を堅持していく!