中國は米國が中國をのけものにして「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)を大々的に展開することを少しも恐れてはない。一方で、中日韓三國の貿易協定で日本により多くの要求を提示したり、日本が享受している優待策を削減したり、ひいては無期限で契約締結時期を延期することも可能だ。三國間貿易協定は本來は相互互恵的な協定だが、周辺市場を必要としていた日本にとっては「大きなプレゼント」になるはずだ。當面、そして今後5年から10年以內で、日本が先進國を頼りにすることは難しいだろう。また、発展途上國市場もまだ未開拓であるため、周辺市場、中でも中國市場に対する依存度は高い。中國が日本とのパートナーシップに冷淡になり、一部の日本企業が関係しているプロジェクトを削減、もしくは取り消すことがあれば、日本にとって激震をもたらすだろう事は全く疑問の余地がない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年7月19日