警察庁は18日、日本の全國刑事犯罪件數を発表した。ひったくり件數で、大阪はまた全國トップだった。
産経新聞18日の報道では、警視庁が18日発表した今年1月から11月の全國犯罪発生件數をみると、昨年同期比で犯罪件數は6.6%減少している。だが県別データでは、ひったくり件數でやはり大阪が最高の1599件で、昨年同期比で2.5%減少したもののやはり全國トップとなった。次いで埼玉県(1222件)、東京都(830件)となっている。
共同通信が18日伝えたところでは、大阪はひったくり件數トップの座を一度は千葉県に譲ったものの、2011年にまたトップに返り咲いている。大阪府警によれば「この傾向を停めるため、一件でも多く検挙に努めている」というが、大阪がひったくり全國一の汚名を返上するのは難しそうだ。
ひったくりとは、バイクで歩行者の脇を通る時、持っているバッグなどを奪う犯罪である。大阪でひったくり件數が多いのは、暴走族が多いからだろう。暴走族は犯罪にはならないが、夜中に住宅地近くで騒ぎ立て、迷惑となっている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年12月19日