みなさんこんにちは!4月に入り、日本は本格的に春の陽気になってまいりました。まだ寒い日もありますが、晝間はとっても暖かい気溫となる日も多くなりました。この一週間では、中國の主に上海においてH7N9型鳥インフルエンザ感染者が増加しているというニュースがとびこんできました。5日付けのWHOの発表によれば「感染拡大の可能性は低い」ということですが、今回のウィルスの実態について完全解明はなされていませんので、引き続き今後の狀況が心配でありますね。
僕も上海を含め今週來週は中國のいくつかの地域に行きます、これまでの數年間で中國內の鳥インフルエンザの発生(流行)は何回かありましたので、今回の中國政府の対応、WHOの対応をみていまして一般市民としては「まぁ大丈夫だろう」という感覚はありますが、少しでも感染リスクをさげるように注意を払っておきたいとおもいます。
僕のパーソナルブログでも書きましたが、先日東京の谷中という場所にある催し物に行って參りました(http://kozi.jp/blog/?eid=352)。こちらに、「エボナイト」という素材を使った文房具(高級萬年筆)のメーカーが出展されていました。「エボナイト」を文房具に利用するというのは世界でも珍しく、素材や技術の希少性が高いものでありまして、これから世界に展開していくことも視野にできるのだろうと思います。中國市場においても富裕層?新中産階級を中心に、生活レベル向上とともに高級萬年筆の文化が広がって來ましたので、今後中國でのエボナイト文房具が都市部高級百貨店で並ぶかもしれません(^^)。
このエボナイトメーカーさんのように、日本のいわゆる「下町」においては、多種多様で、また非常に希少で価値のある技術を持つ中小企業さんが多くみられます。そしてどこも、戦前?戦爭直後創業のように長い歴史をもっております。これらの中小企業さんの技術力を如何に世界に発信するのかということは、日本の國家政策の課題でありますね。
中川コージのブログ『情熱的な羅針盤』