橋下徹氏の無責任な発言により、日本はこのほど國際社會の批判を浴びている。しかしこの件は外交面で、結託を図る日本の小賢しい動きに影響を與えていないかのようだ。中國之聲?新聞縦橫が伝えた。
日印が原子力協定の交渉を再開、安保提攜を強化
北京時間29日午後、訪日中のインドのシン首相は安倍晉三首相と會談した。両氏が再會するのは、6年ぶりのことだ。両國は會談後に共同聲明を発表し、原子力協定の交渉再開および安保分野の提攜強化を決定した。
シン首相の今回の訪日には、三つの重要議題があった。まず、日本はインドに水上飛行艇を提供する。これは武器輸出3原則の実施以來、日本が初めて輸出する防衛関連の裝備だ。次に、両國は原子力協定の交渉再開を予定している。それから、日本はインド?ムンバイの地下鉄建設事業に、710億円の円借款を提供する。この三つの提攜內容について、北京大學の日本問題専門家の王新生氏は記者のインタビューに応じた際に、日印の原子力協定の交渉再開を最も注目すべきだと指摘した。
王氏は、「日本とインドの提攜は、原子力技術の研究開発の深化に著目している。またインドは核兵器保有國であるため、日本には何らかの目論見がある可能性がある。平和憲法を持つ日本は、核兵器保有國と核技術関連の提攜を行えない。しかしこのような提攜を通じて、より踏み込んだ原子力技術を研究開発する可能性がある」と分析した。
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