昨日午前、安倍晉三首相が政府専用機でトルコに向けて出発した。トルコ訪問の目的について「読売新聞」は、トルコ政府に中國のミサイル防衛システムの購入を放棄するよう説得するためではないかと分析している。
報道によると、今回の安倍氏のトルコ訪問は28日~30日の日程で、今年5月以來の2回目の訪問となっている。これほど短期のうちにトルコを2度訪問するのは極めて稀だ。
日本新聞網は、今回の安倍氏のトルコ訪問について、外部メディアは少なくとも2つの目的があると憶測していると伝えた。一つはトルコ政府に日本の原子力発電技術を売り込むこと。もう一つはトルコ政府に中國のミサイル防衛システムの購入放棄を説得することだ。物議を醸しているこの交渉にまた変化が生じるかもしれない。
また、安倍氏はトルコのエルドアン首相とともにボスポラス海峽を橫斷する地下鉄の開通式典に出席する。日本はこの海底トンネルに円借款を供與しており、日本の大成建設も同トンネル建設プロジェクトの工事に參加している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年10月29日