日本の岸田文雄外相は11月5日午後の參院外交防衛委員會で、安倍政府の歴史認識について、日本が侵略したことを認めた1995年の村山富市首相の談話を継承しているとの見解を示した。安倍政府は隣國との関係を改善するため、歴史問題において調整を行ったとの見方もある。「環球ネット」が伝えた。
日本メディアの報道によると、岸田外相は、村山談話の「日本が多くの國を植民地支配と侵略し、特にアジア諸國の人民を傷つけ、苦しめた」という部分を継承していると発言。岸田外相は5日午後の參院外交防衛委員會で、「內閣はこれを継承している」とした上で、安倍晉三首相も同様の認識を持っていると示した。
共同通信によると、民主黨の白眞勲議員の問いに対して岸田外相が発した上述の言葉は、中國と韓國の歴史認識問題における日本への不満を緩和する狙いがある可能性が高い。この前日、歐州を訪問中の韓國の樸槿恵大統領は、日本政府が歴史問題について謝罪を拒否する中で行う安倍首相との會談は無意味だと表明した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年11月6日