「環球ネット」15日付け記事 臺風により深刻な被害を受けたフィリピンで救援活動を実施するため、現地入りした日本の自衛隊の國際緊急援助隊の隊員3人は11月14日、沖縄駐留米軍の新型輸送機MV22オスプレイに搭乗し、フィリピン上空から現地の被害狀況を確認した。日本の共同通信社は同日、日本のこの行動は「自衛隊と米軍の一體化」を示すと同時に、オスプレイの災害救援活動における役割の発揮、またはオスプレイの自衛隊への導入を目的としたものだと伝えた。
自衛隊と米軍は2013年6月、米カリフォルニア州で海上自衛隊の護衛艦の艦上でオスプレイの離著陸訓練を行った。10月には、滋賀県高島市の響庭野演習場で実施したオスプレイが參加する自衛隊と米軍による合同訓練をメディアに公開した。日本の防衛省のある幹部は、「(日米)一體化の成果を蓄積している」と強調した。
小野寺五典防衛相は14日の參議院外交防衛委員會で、フィリピンは地理的に日本に近く重要な戦略的パートナーだと表明し、米軍と情報を共有すると同時に救援活動を実施する意向を示した。
上空から被害狀況を確認したとき、自衛隊はまだ輸送ヘリコプターを現地に送っていなかったため、隊員は米國にオスプレイに搭乗したい旨を伝えた。巖崎茂統合幕僚長は同日の記者會見で、「オスプレイの有利な點は、スピードが速く、航続距離が長いという機能だ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年11月15日