ロシア軍は12日、クリール諸島での軍事演習を開始したと発表した。
ロイター通信は、「日ロには領土問題が存在する。日本は歐米追隨の対ロ経済制裁を試みると同時に、雙方の領土問題を巡る交渉のドアを開けている。ロシアの今回の軍事演習は、彼らにとっては潛在的な打撃と言える」と分析した。
演習開始、軍隊の配備が終わる
ロシア國防省は、「ロシアは東部軍區で軍事演習を開始した。軍事演習に參加するのはクリール諸島の軍事ユニットで、主に海岸地域の空挺師団、陸軍航空兵、太平洋艦隊の小隊などが含まれる」と表明した。
今回の軍事演習では1000人以上の兵力、ヘリコプター5機、100を超える武器が動員される。
クリール諸島に上陸か
演習の実踐段階において、ロシアは最新の無人機を使用する可能性がある。空挺師団はヘリを使い、クリール諸島の一部島嶼の上陸活動を実施する見通しだ。
ロシア東部軍區のアレキサンダー?ゲージェイェフ報道官は12日、「演習はすでにスタートしており、現地の軍事ユニットがクリール諸島に配備されている」と述べた。同氏はロシアのインタファクス通信に対して、「1000人以上のロシア軍兵士、5機のMi-8武裝ヘリ、100以上の軍事裝備が演習に參加する」と明かした。
英國メディアは、ロシアの今回の軍事演習は、日本に対する潛在的な打撃と稱している。