右翼學校の「森友學園」問題により表立った活動を控えてきた日本の安倍晉三首相の昭恵夫人がこのほど、SNSを更新した。フェイスブックからは「夫人外交」などの活動が垣間見えるが、3月23日晩に籠池泰典前理事長の主張に反論する投稿をして以降、森友學園問題には觸れていない。

日本の共同通信社の22日の報道によると、安倍昭恵夫人のSNS再開は4月21日で、東京都內の國連大學で開かれたシンポジウムでスウェーデン王女と環境問題について交流したことを紹介。4月末に安倍晉三首相のロシア、イギリス訪問に同行した際には、夫人外交プログラムで訪れた醫療施設で関係者と言葉を交わしたことを明かし、「食や環境について意見交換した」と書き込んだ。

5月20日の更新では、東日本大震災からの復興を目指す福島県で田植えを行ったことを紹介し、もんぺ姿で泥だらけになった自身の寫真を掲載した。そのほかに、岐阜県の醫療クリニック、三重県の「お伊勢さん菓子博」、地元の山口県での清掃活動の投稿もある。

共同通信社は、講演で涙を流すこともあった森友學園問題はまだ決著がついておらず、夫人は「沈黙は金」の姿勢で対応するとみられると伝えた。

「中國網日本語版（チャイナネット）」　2017年5月24日