日本の丸川珠代五輪相は8日、東京に4回目の緊急事態(tài)宣言が発令されたため、五輪開(kāi)催中に東京のすべての會(huì)場(chǎng)が無(wú)観客になると発表した。

　丸川氏は同日夜に日本政府を代表し、國(guó)際オリンピック委員會(huì)のバッハ會(huì)長(zhǎng)、東京オリンピック組織委員會(huì)の橋本聖子會(huì)長(zhǎng)、國(guó)際パラリンピック委員會(huì)のパーソンズ會(huì)長(zhǎng)、東京都の小池百合子知事と5者協(xié)議を行い、會(huì)議後に上述した決定を発表した。丸川氏は発言の中で、「東京の會(huì)場(chǎng)を無(wú)観客とすることで5者一致した」と述べた。

　この決定は、東京五輪の最も重要な開(kāi)幕式と閉幕式、マラソンと競(jìng)歩を除く陸上競(jìng)技、水泳、體操、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、柔道、ボクシング、重量挙げ、卓球などの重要競(jìng)技が無(wú)観客になることを意味する。東京五輪の全42會(huì)場(chǎng)のうち東京は24會(huì)場(chǎng)。

　橋本氏は協(xié)議後の會(huì)見(jiàn)で、これは「やむなき選択」と述べた。また「非常に申し訳ないが、制限付きの五輪を開(kāi)催するしかない。しかしまず安全で安心できる大會(huì)を保証し、全世界の人々に五輪の感覚をつかんでもらいたい」と話した。

　日本の菅義偉首相はこれに先駆け同日、東京都で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、特にデルタ株の感染者が最近増えていることから、さらなる感染拡大を防止するためやむなく首都に4回目の緊急事態(tài)宣言を発表すると述べた。期間は7月12日から8月22日で、ちょうど五輪と重なる。

　?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?2021年7月9日