自動車運転者の血中アルコール濃度が100ミリリットル中20ミリグラムから80ミリグラムの場合、「酒気帯び運転」と見なされ、80ミリグラムを超えた場合は「酒酔い運転」のカテゴリーに入る。5月1日から、飲酒運転への刑罰適用が盛り込まれた新しい刑法が施行された。刑法改正後、すでに多くのドライバーが新規(guī)定にもとづき調(diào)査処分の対象となっている。「乗ったら飲むな、飲んだら乗るな」が次第にドライバーの口癖となり、「飲酒運転への刑罰適用」は、人々の生活を靜かに変え始めた模様だ。 長沙晩報が伝えた。
▽酒の誘いに最も効果的な斷り文句 「車で來ています」
黃さんはある政府部門で働いている。今月8日、彼の幾人かの友人が北方から長沙にやって來た。ちょうどこの日、黃さんの専屬ドライバーが休暇を取っていたため、彼は自分で運転して友人に會いに行った。黃さんとの再會を喜んだ友人たちは、酒の席につくとすぐさま彼のグラスに溢れるほどのお酒を注いだ。
「みんな、申し訳ない。今日車で來たので、酒は飲めない」という黃さんの一言で、友人たちは諦めるしかなかった。
酒があまり飲めない黃先生は、「中國の酒文化の歴史は長い。お酒を勧めることはある意味で『蕓術』であり、それを斷るにも知恵が必要だ。以前は飲みたくなくても飲まなければならない時があったが、今はもう大丈夫。一言『車で來ました』と言えば、酒をそれ以上勧められることはない」と話す。「このセリフは、本當に最高の斷り文句だ。背後には、飲酒運転は厳しく罰するという法執(zhí)行の力が間違いなく存在する。飲酒運転が刑罰の対象となったのがその最大の理由だ」と感慨深げに続けた。