幸福の黃色いハンカチ
取材を受ける貴田喜一さん
1970年代、《幸福の黃色いハンカチ》という日本映畫が一世を風靡した。高く掲げられた連なる黃色いハンカチは「帰りを待っていた」気持ちを表現している。そして、道に迷った人に戻るべき家の方向を示すものだ。今、“3?11”東日本大震災の津波で深刻な被害を受けた仙臺市若林區荒浜の廃墟に、この映畫そっくりの電信柱に黃色いハンカチがはためいており、目を引いている。
“3?11”東日本大震災が発生し、仙臺市はこの地域を危険區域に指定し、現地住民の移転を予定していた。名古屋市のボランティア機関との協力で、一部この土地に殘りたい人が自主的に「希望の黃色いハンカチ大作戦」を始めた。彼らは、津波で破壊された自宅跡に黃色いハンカチを掲げ、この土地に再び家を建てるという決意を表現している。この黃色いハンカチには、日本各地の彼らに対する勵ましの言葉が記されている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月8日