ASEM首脳會合はASEMにとって最高レベルの活動であり、ASEMの指導原則と発展方向を確定する役割を持つ。2年に1回開催され、アジアと歐州で交互に開かれる。第7回首脳會合は、非常に獨特な國際環境のもとで開かれる。▽世界金融の激動▽エネルギー問題?地球溫暖化▽食糧の安全保障――という3つの難題が交錯し、國際狀況は複雑で変わりやすくなっている。今回の會合は「対話協力、相互利益」をテーマとし、上述の問題に焦點をあてた討論が展開される。さらに▽災害救助での協力▽國際と地域の狀況に関する問題▽アジア?歐州間の貿易と投資の促進▽持続可能な発展に関する問題▽異なる文明間の対話の強化――などについても広く意見が交換される。アジア?歐州間の相互信頼と協力を強化し、各問題への共同対処策を検討し、アジア?歐州雙方の人々に利益を與えるねらいだ。
第7回首脳會合は、24日から25日にかけて北京で開かれる。中國にとって今年、北京五輪に続く重要な國際大會となる。中國を除いた44の參加國?機関のうち、ほとんどの參加國?団體の指導者が出席することが確定している。會議の主な活動は24日午後と25日全日に行われる。主な活動には、▽歓迎セレモニー▽集合寫真の撮影▽開幕式▽全體會議▽閉幕式――などが含まれる。胡錦濤主席は重要な活動に出席する。溫家寶総理は會合の議長を務め、參加する來賓に向けた歓迎パーティーを行う。會合後、ASEM調整國を擔當する4カ國?機関(中國、フランス、ブルネイ、歐州委員會)の指導者による記者會見が開かれる。さらに會合前?會合中?會合後にかけて、中國の指導者と參加國の指導者との會談も予定されている。
「人民網日本語版」2008年10月15日 |