ワシントン?オブザーバーは、米國人は一貫して中國海軍を國際協力システムに組み入れるようとする期待を表明してきた、と報道。まさにマックヴァドン主任が言うように、米國人は中國がその他の國の海賊共同取締の行動に加わり、グロバールなエネルギー安全を保障し、さらに米國が提唱する「千隻艦艇計畫」に參加することを期待している。
「千隻艦艇計畫」は米統合參謀本部のマレン議長が06年11月に発表したもので、基本概念は、連攜して地球範囲の突発的な海上での危機または衝突に対応するため、各國の海軍にパートナーシップを確立させ、互いに情報を共有し、海上での活動を統一的に把握するというもの。「千隻艦艇計畫」の名稱は、米國が國際合同軍を設立し、他國に対抗するものだと誤解されやすいことから、現在では「グローバル?マリタイム?パートナーシップ」が用いられている。
「このパートナーシップでは、ある國を推薦してリーダーにする必要はない」。マックヴァドン主任はこう指摘するとともに、米國は現在、これが「一國のみが大國」との印象を與えることのないよう配慮しており、同時により多くの國の海軍に協力を要請する努力をしているところだと説明した。さらに「もちろん、世界の異なる海域で、各國海軍は異なる強みと資源を有している。アフリカでは、米國は最先端の旗艦と司令部を持ち、その他の國と協力して同地域で海上任務を円滑に達成することができる。一方、南中國海や東中國海では、中國海軍はそこでの協力者に最も適している。同地域の海上作業では中國海軍が指揮官となり、協調に責任を負い、海上任務を監督してもいい」と述べている。
同時にワシントン?オブザーバーは、米國を含む西側諸國はこの行動のためにいわゆる「中國脅威論」を再び持ち出してはならず、西側は中國海軍の國際平和維持活動を歓迎すべきだと報じた。また中國の「自信という光る剣」については、現実に対する貢獻であり、中國が國際安全システムを受け入れ、それに積極的に參加することを望んでいる象徴でもあると強調。
ワシントン?オブザーバーは米國の著名はシンクタンク、ランド?コーポレーションのアジアの軍事アナリストであるロジャー?クリフ氏の分析を引用し、「これは、中國が國際社會の中で責任を負う大國であることを示すものであり、國際的な安全のために盡力したいと考えていることは、中國海軍の能力の向上を映しており、中國指導層の自信の表れでもある。また、中國海軍は遠征能力のない『ブラウン?ウォーター』になることのみを望んでいるのでなく、英國やフランス、インドのように近代的な國力で國際責任を擔おうとしている」と指摘している。
「チャイナネット」 2009年1月4日
|