5日付けの「環球時報」によると、米経済誌「フォーブス」は3日、2010年の「世界で最も影響力ある人物」ランキングを発表し、中國の胡錦濤國家主席が米國のオバマ大統領を抑えて、世界で最も影響力のある人物になった。3位はサウジアラビアのアブドラ國王で、昨年3位だったロシアのプーチン首相は4位。このランキングは1999年から毎年、発表されている。
トップ10入りしたのは、ローマ法王ベネディクト16世、メルケル獨首相、キャメロン英首相、ベン?バーナンキ米FRB議長、ソニア?ガンジー印國民會議派総裁、マイクロソフト創始者のビル?ゲイツ氏。
「フォーブス」は、ランキングした人物は、國の指導者、宗教指導者、企業家などで、その人がどれほどの人に影響するかがその判斷基準だと説明している。國の指導者に関してはその國の人口、企業家については従業員數、メディアのトップは読者や視聴者數が決め手で、財産も判斷の基準になっている。
廈門大學人文學院の周寧院長は4日、「環球時報」の取材に対して、「中國の指導者がトップになったのは事実の反映であり、中國が成長する力や世界で示す正義を世界が見たからだ」と話している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年11月5日