中國共産黨第十八回全國代表大會(十八大)の閉幕から2年內で、中國に大きな変化が生じた。世界金融危機の深いレベルの影響が表面化する中、経済は持続的?安定的な成長を維持し、重要分野の改革で実質的な進展を実現した。民族の団結が強まり、黨と社會の気風が好転し、國民から満足を集め、國際社會から評価された。これらのすべては、どのようにして起こったのだろうか?いかに中國の未來の動向を観察すべきか?國內外の多くの人は、中國共産黨の新指導部の國政運営の方針と風格に関する理解を深めようとしている。中國國務院新聞弁公室、中共中央文獻研究室、中國外文局が先ほど編集?出版した『習近平 國政運営を語る』(原題:『習近平談治國理政』)は、この期待に沿う內容となっている。
一 夢で心を一つにし、活力を引き出す
本書は習主席の中國の夢に関する7編の談話を収録している。本書では中國の夢が計115回取り上げられており、全編を貫いていると言える。
習主席の談話の內容を見ると、「中國の夢」は全民族の心を一つにする最大の公約數であることが分かる。民族復興の夢は、中國人全員の心の琴線に觸れる。中國の夢が提唱されると、大陸?香港?マカオ?臺灣および海外在住の華人が熱心に議論する話題になり、民族の団結が堅固な中核を得た。
中國の夢は民族の発展?進歩の力の源を掘り出す。溢れんばかりの夢は、國が上昇期にある鮮明な印だ。中國の夢が提唱されると、中國のほぼすべての人が自身の美しい未來に思いを馳せた。進學、就職、住宅、醫療、尊厳の保証、事業の成功、価値の実現など、13億人の活き活きとした夢は、現在の中國社會に意欲と創業?創造の活力を與えている。人々の夢実現に向けた努力は、國家の発展と民族の復興を促す強いエネルギーとなった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月23日