楊潔篪中共中央政治局委員(中央外事活動委員會弁公室主任)は29日、メディアの取材に応じ「現在までに『一帯一路』共同建設に參加したために債務危機に陥った國はなく、その反対に多くの國々が『一帯一路』協力に參加することで『発展できない罠』から抜け出した」と述べた。中國新聞社が伝えた。
楊氏は「一帯一路」共同建設と第2回「一帯一路」國際協力サミットフォーラムの準備作業などについて説明した。
また「『一帯一路』構想に関して國際的に様々な聲がある?!褐袊蔚卣W的ツールであり、関係國を債務の罠に陥れる可能性がある』などだ。明らかにこれは『一帯一路』構想に対する客観的、公正的認識を欠いており、誤解、誤った判斷、さらには偏見ですらある。われわれがすでに繰り返し対外的に強調しているように、『一帯一路』は経済協力構想であり、各國の共同発展を支えることが目的で、誰もが平等な參加者、貢獻者、受益者だ?!阂粠∫宦贰护祥_かれた、包摂的かつ透明性あるものであり、閉鎖的?排他的な小グループをつくるものではなく、強制的売買をするものでもない」と指摘。
「いわゆる『債務の罠論』に対して最も発言権があるのは當事者だ。実際には『一帯一路』構想に參加し、受益している多くの沿線國の政府、企業、國民がすでに立ち上がり、事実と統計に基づき公にデマを退けている?!阂粠∫宦贰粎f力の枠組では、事業選択も投融資協力も各者が共に相談し、リスク評価と投資フィージビリティ分析を行った後、慎重に打ち出した決定だ。中國を含む28カ國は『一帯一路融資指導原則』も共同制定した。債務困難が生じた協力パートナーに対して、中國側は友好的協議の原則に基づき適切に解決する。返済を急き立てたことはない。現在までに『一帯一路』共同建設に參加したために債務危機に陥った國はなく、その反対に多くの國々が『一帯一路』協力に參加することで『発展できない罠』から抜け出した」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月1日