會場の様子
中國住宅都市農村建設部と日本の獨立行政法人國際協力機構(JICA)が共催する「下水汚泥の適正処分?資源化のためのセミナー」が2月21日から22日まで北京で開かれている。
中國住宅都市農村建設部とJICA が2009年10月に開始した協力事業「汚水処理場のグレードアップ改造と運営改善プロジェクト」の重要な一環である今回のセミナーは、中日両國の汚泥処理における交流と協力を促し、日本の汚水処理場における汚泥処理技術の発展と実際の利用狀況を把握し、中國の汚水処理場における汚泥処理と資源化技術の參考にすることを目的としている。
セミナー初日、中國住宅都市農村建設部?村鎮建設司の趙暉副司長、在中國日本國大使館の巖本桂一経済部參事官、JICA中國事務所の中川聞夫所長があいさつした。中日雙方は、インフラ分野における下水処理という極めて重要な課題をめぐって有意義な意見交換を行い、今回のセミナーを民間企業がパートナーシップを築くための一つの良い試みとし、両國間の戦略的な互恵関係を具體化し、中日友好のさらなる発展に大きく期待できることを示した。