まだ社會経験のない留學生と違う留學生活を送ったんですね。
中國語を勉強しようと思って行ったけど、あまり上手くならないなともがいていた時に、一人の中國の友達ができました。その友人の実家の雲南省に1ヶ月行って、一緒に生活する中で中國人の考えとか、言葉をいっぱい教えてもらいました。それが私にとっては、その後の大きな支えになりましたね。本當に感謝しています。彼女に出會わなかったら、ここまでは中國のいいところも悪いところもわからず、自分の中で色眼鏡をかけていたんじゃないかなと思います。それが外れたのがその友人との出會いでした。それから、もっと勉強したい、もっと中國の人のことを理解したいと思い、大學院に行くことにしました。
中國國內の大學院ではなく、シンガポールの大學院へ進學されたそうですが。
試験の準備とか、通學年數とか、政治の試験があることなどを考えて、思い切って中華圏だけれど中國ビジネスに役に立つところはないか調べてみたんです。上海、香港、シンガポール???。たまたまシンガポールでMBAが1年半でできると紹介され、英語も中國語も勉強できるし、華人の先生が中國語で授業してくれるMBAだったので、思い切ってシンガポールに行くことにしました。(続く)
「人民網日本語版」2010年7月27日