ここ半年間で、上海萬博は全世界に深い感銘を與えた。人民日報記者はインドネシアのパンゲストゥ貿易相(インドネシア館主任)にインタビューした。
上海萬博全體の印象についてパンゲストゥ貿易相は「まず、この盛大なイベントの開催について中國政府に祝意を表したい。上海萬博は史上最大規模の萬博であり、他國には真似しがたい」と述べた。パンゲストゥ貿易相にとって特に印象深かったのは建築だ。「上海萬博の建築はいずれも入念に設計されており、非常に美しい。過去の萬博と異なり、上海萬博では多くの國々が自國パビリオンを建設し、創意を表現する機會を與えられた。このため會場內は壯観で美しい建築物で満たされた」----。
インドネシア館の盛況については「非常に誇らしい」と述べ、先日來館者數が700萬人を突破したことへの驚きと喜びを表明。「開幕當初の目標は150萬人で、その後300萬人に引き上げた。現在すでに目標の倍以上の方々が來館している」と述べた。
インドネシアの観光業への上海萬博の影響については、インドネシアの航空會社のデータを示し「今年5月から9月までに、北京、上海、広東省、そして香港などからインドネシアを訪れた観光客は前年同期比で約9%増えた。これは萬博効果だ。インドネシアの観光業へのプラスの影響は萬博終了後も一定期間続くと信じている」と述べた。また「インドネシア館を訪れた700萬人のうち、たった1%が実際にインドネシアへ來てくれるだけでも、相當な人數だ」と笑った。
パンゲストゥ貿易相は「北京五輪に続き、中國は上海萬博という世界的イベントの開催に成功した。その規模の大きさ、來場者數の多さ、國際化レベルの高さは、いずれも中國の確固たる総合國力や強い組織?管理能力を示している」と指摘した。
「人民網日本語版」2010年10月25日