◇比大統(tǒng)領(lǐng)「中國はメンツにこだわる」

日本を味方につけても、フィリピンはまだ満足していない。南中國海問題で「最も活発な動きをする國」はあちこちに手を伸ばし、世界中で助っ人を探している。

アキノ大統(tǒng)領(lǐng)は9月16日、日本メディアの合同會見に出席した。「毎日新聞」は、アキノ大統(tǒng)領(lǐng)が南中國海問題について、「我々（フィリピン）は大國（中國）に勝ち目はない。日本の役割に期待する」と表明したと伝えた。また、8月下旬の訪中で中國と130億ドルの投資を取り付けたことについて、「領(lǐng)土問題と経済問題は別。フィリピンの主張は変わらない」と述べた。

「日本経済新聞」によると、アキノ大統(tǒng)領(lǐng)は日本メディアとの會見で、日本や米國、ロシアと連攜したい考えを示した。ここから、中國と東中國海で領(lǐng)土を爭う日本、中國の海洋活動に警戒する米國とロシアを自國と中國の対立における後ろ盾とするフィリピンの戦略がわかる。

中國國際問題研究所の馬振崗所長は「環(huán)球時報」の取材に対し、「フィリピン大統(tǒng)領(lǐng)は、中國はメンツにこだわると述べ、中國が南中國海問題で公正な態(tài)度をとることを望んでいるが、これらはすべて言い訳だ。國際社會がフィリピンの南中國海での主張に賛同することを求めている。しかし、主権問題や領(lǐng)土問題はメンツを重んじたり、よい言葉を並べたりして揺らぎ、妥協(xié)するものではない」と話した。

◇南中國海における問題の頻発は中國にとって試練

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